風景印探偵事務所~続風景印の風来坊

風景印や芸能などの記事を書いているフリーライター・古沢保のブログです。

新刊「風景印でめぐる江戸・東京散歩~歌川広重『名所江戸百景』のそれから」JAPEX2015で先行販売

画像 既に「神奈川新聞」などでは前ふりが出ましたが、2015年11月15日に新刊が刊行されます! 表紙も本邦初公開。和風でなかなかよろしいのでは(自画自賛?)。 ■書名:「風景印でめぐる江戸・東京散歩~歌川広重『名所江戸百景』のそれから」(日本郵趣出版) ■価格:1890円(1750円+税)オールカラー128P ●まず注目は表紙。広重の「浮世絵」と現代の「風景印」の間には160年の隔たりがあるのに、両国橋と花火、屋形船というモチーフは変わっておらず、面白いことに構図もよく似ています。けれど詳しく調べれば、花火の性質や打上げ方も変化しているし、高度成長期には隅田川の汚染で中止された時期もありました。160年で変わらないもの、変わったもの。浮世絵と風景印、2つの視点があることで見えてくる世界をお楽しみ下さい。 ●2011年4月号から月刊「スタンプマガジン」で連載中の「風来坊、浮世絵の街を往く!」の単行本化で、2015年10月現在、56回続いているうち、25回分を選んで掲載。記念すべき第1回から最近のものまで、1冊通すと江戸が見渡せるようなラインナップを意識して選びました。 ●雑誌執筆後も取材を続けた成果として、原稿は大幅に加筆・改稿。雑誌とはほぼ内容を一新した回もあるほどです。写真も雪や桜の季節を始め、4年半で撮りためた写真を多数公開。雑誌ではモノクロでしか見られなかった写真がオールカラーで見られるのを含め、リアルに現地の様子を楽しんでいただける超進化版です!  第50回全国切手展JAPEX2015の会場で、特設ブース「風景印の小部屋」を開設し、先行販売&サイン会を実施。トークショーも開催します。 ■JAPEX2015■ 10/30金~11/1日 10~17時(最終日は~16時)  浅草・都立産業貿易センター台東館6~7F(入場料1000円で3日間有効、公式ガイドブック付き)  切手商ブースも多数出店し、掘出物のチャンスです! ■風景印の小部屋■ 上記期間中6Fに常設。  「風景印でめぐる江戸・東京散歩~歌川広重『名所江戸百景』のそれから」は10月半ばに印刷所に入稿したばかりで、本当にJAPEXが現物を手にできる最初の機会。私自身も会場で初めて手にすることになるかも?です。他のブースでなく、ぜひ「風景印の小部屋」でおもとめください(笑)。  お楽しみの展示や郵趣品バザー、談話席もあります。ぜひお気軽にお立ち寄り下さい。 ■新刊トークショー 10/31土 15時30分~  広重の浮世絵の魅力や震災との関連性。本書には書き切れなかった制作裏話などをたっぷりお話しします。聞けば本書が2倍楽しめること請け合いです!  …ということで、校了直後の疲労困憊と腰痛の中、何はともあれご一報でした。 『切手男子も再注目!ふるさと切手+風景印マッチングガイド2』 『切手女子も大注目!ふるさと切手+風景印マッチングガイド』『風景スタンプワンダーランド』『風景スタンプぷらぷら横浜』『東京「風景印」散歩365日』『風景印散歩』もご覧下さい。