風景印探偵事務所~続風景印の風来坊

風景印や芸能などの記事を書いているフリーライター・古沢保のブログです。

風景印歴史散歩第134回・2024年4月越中島リポート(5/24金&25土「新日本橋」参加受付中!)

 4月は東京でも知る人ぞ知る越中島へ。といっても今は陸地なんですけどね。

 江東牡丹一局の図案である明治丸。改修+コロナで数年間公開していなかったため、私も下見で初見学。灯台を巡回する実用船であるとともにロイヤルシップの役目も果たしていたため、豪華な御座所があるのが見どころ。特別に金曜もご対応いただき、ボランティアガイドの皆さん、ありがとうございました!

 牡丹という地名ながらボタンが見られないとかつては思っていましたが、近年なんと牡丹園も整備されたんですね。これで名実ともに牡丹の街に。

 世界の小津安二郎生誕の地でもあり、古石場文化センターには展示コーナーが。お土産はポストカードがなかなか味があります。

 そして江戸勧進相撲発祥の地・富岡八幡宮横綱の碑はいつ見てもド迫力。伊能忠敬ゆかりの地でもあります。散歩の4月19日が蝦夷地へ出発した日だったんですよね(←なのに散歩で言い忘れた(^^;)


 明治丸八幡橋が「鉄と鋼」というキーワードで結びついていたのも面白い偶然でした。

 江戸後期には多くの商人が日本橋から移ってきたといい、江戸湊から近くて水路も縦横に走り、深川が重要な場所だったことを感じた風景印歴史散歩でした。

 配布は2局(江東牡丹一局、江東牡丹局)。歩数計は約1万2千歩でした。

 

 そうそう、最近、金曜に参加者が偏って土曜が少ない現象が続いています。

 土曜の参加者、絶賛募集中(^^) もちろん金曜も受付中です♪

 

【2024年5月の風景印歴史散歩参加者も、募集中。初めての方も大歓迎です!!】

 次回の風景印歴史散歩(基本情報 https://fkobeya.hatenablog.com/entry//201209/article_7.html)の行先は「新日本橋」。2024年5月24日(金)と25日(土)です。

 参加ご希望の方は、5月14日までにHZY02055@nifty.ne.jp宛てに、お名前と参加希望日、電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。折り返し確認のメールを入れさせていただきます。 (5月15日以降も参加は受付けますが、集印の都合上、他の参加者と同じ切手が用意できなかったり、スタンプの配布が後日になったりする場合もありますので、ご了承下さい)。

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「風景印ミュージアム 直径36ミリの中の日本」

郵頼収穫祭2024・桜の風景印1

桜の風景印が戻ってきているので、ここでボチボチ紹介していきます。

 

【1.京都月見町局】円山公園の切手と風景印。ポストカードは葛飾北斎の「鷽に垂桜」で夜桜のイメージ。丸シールの位置は、もうちょい右だったかな…。

【2.金沢額局】花びらのシンプルな図案、いいですよね。同じくシンプルな花びらの、昔のさくらめーるの裏側とマッチング、桜吹雪のイメージで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【3.吉野局】世界遺産シリーズ切手のシート地を白はがきに貼って押印台紙に。切手の桜がちょうどシート地に紛れ込んで、期待以上にきれいな1枚になって満足(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【4.吉野山局】3の絵画版ともいうべき1枚。吉野局とほぼ同図案から2022年にかわいいタッチに変わったため、こちらのはがきに振り分け。

 

 

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風景印歴史散歩第133回・2024年3月渋谷リポート(4/19金&20土「越中島」参加受付中!)

 3月は久々の2日間晴れ。渋谷を西から東へ。朝ドラ「らんまん」ゆかりの地からスタート。

 渋谷松涛局の図案は渋谷区立松濤美術館。3月を渋谷にしたのは、この美術館が理由なのは、参加者のみなさんにはお話しした通り。サロン展のポストカード、ラッキーでしたね。同じく鍋島松濤公園では、映画「PERFECT DAYS」でタイムリーな渋谷の公衆トイレも目撃しましたよ。

 これらや尾崎豊の碑などが現代の渋谷なら、平安時代から歴史のある氷川神社金王八幡宮まで。渋谷の多面的な歴史が見られた1日でした。

 温故学会会館は塙保己一の「群書類従」の版木を全て保存している貴重な施設。版木から刷った「竹取物語」、モノは増やさないと思っていても、思わず購入してしまいます。普段は休館の土曜も開けて下さり、ありがとうございました!

 そして國學院大學博物館の収蔵品の豊富さに(@_@) 埴輪や土器がこんなに…。参加者に卒業生が2人いたこともあり、来れて良かったです。

 正直、勝手に苦手意識を持っていた渋谷ですが、だいぶ親近感が持てた気がします。

 そして今回は、2014年に図案改正する前の渋谷局の旧印も配布。気づいたらもう、10年も熟成させていたとは。これも渋谷の一つの歴史ということで。

 配布は3局(渋谷松涛局、渋谷局、渋谷局旧印)。歩数計は約1万2千歩でした。

【2024年4月の風景印歴史散歩参加者も、募集中。初めての方も大歓迎です!!】

 次回の風景印歴史散歩(基本情報 https://fkobeya.hatenablog.com/entry//201209/article_7.html)の行先は「越中島」。あの船にも乗っちゃいますよ。2024年4月19日(金)と20日(土)です。

 参加ご希望の方は、4月9日までにHZY02055@nifty.ne.jp宛てに、お名前と参加希望日、電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。折り返し確認のメールを入れさせていただきます。 (4月10日以降も参加は受付けますが、集印の都合上、他の参加者と同じ切手が用意できなかったり、スタンプの配布が後日になったりする場合もありますので、ご了承下さい)。

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風景印歴史散歩第132回・2024年2月中井~落合南長崎リポート(3/15金&16土「渋谷」参加受付中!)

 2月はこの週末開かれた「染の小道」というイベントを目がけて中井へ。妙正寺川に色とりどりの反物をかけわたす「川のギャラリー」が見事なので、一度お見せしたかったんですよねー。

 しかし金曜は無情の雨、ならぬ、みぞれ(^^;。それでも高架下の2ブロックだけ反物をかけてくれた主催者の粋な計らいに感謝です。昭和30年代までは染物で栄えたという風情ある街で工房なども見学。染物関連の風景印があってくれたら、いいですよね…。

 落合南長崎は、風景印歴史散歩で訪問するのは3回目。まだ商店街の記念スタンプしかなかった2011年、お休み処が出来た後の2018年、そしてトキワ荘アニメミュージアムなど施設が充実した今回と、この街が整備されていく過程を目撃してきましたが、いよいよその完成形。2011年の時から開発の主要メンバーの方に「トキワ荘関連の風景印も作ったら」と進言していたので、あのトキワ荘関連風景印の2%くらいは我々も貢献しているのではないかと(^^)。

 商店街の記念スタンプの劣化には13年の時を感じましたが、アニメミュージアムトキワ荘通り昭和レトロ館などは見応えがあり、経過を見続けて良かったなと思ったのでした。

  配布は7局(豊島長崎局、豊島長崎六局、豊島南長崎局、豊島南長崎六局、豊島千川一局、豊島高松局、豊島要町一局)。歩数計は約1万2千歩でした。

 ちなみに吹き出し型の4局は、手塚治虫先生やドラえもんがしゃべってる風になるように切手を下に貼りました。難しい押印を上手にして下さった各局の局員さんも、ありがとうございました(^O^)/

【2024年3月の風景印歴史散歩参加者も、募集中。初めての方も大歓迎です!!】

 次回の風景印歴史散歩(基本情報 https://fkobeya.hatenablog.com/entry//201209/article_7.html)の行先は「渋谷」。2024年3月15日(金)と16日(土)です。  参加ご希望の方は、3月5日までにHZY02055@nifty.ne.jp宛てに、お名前と参加希望日、電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。折り返し確認のメールを入れさせていただきます。 (3月6日以降も参加は受付けますが、集印の都合上、他の参加者と同じ切手が用意できなかったり、スタンプの配布が後日になったりする場合もありますので、ご了承下さい)。

 

【2023年12月・羽田のスクラップが届きました!】

参加者の小松有希子さんから。いつも見事なおまとめ、ありがとうございます!!

 

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風景印歴史散歩第131回・2024年1月神楽坂リポート(2/23金&24土「中井~落合南長崎」参加受付中!)

 新年1回目の散歩は粋な雰囲気の神楽坂へ。

 そんな広いエリアではないんですが、文化人ゆかりの地がたくさんあって、粋人たちに愛されてきた街なんだなあと。

 そして横丁と坂道。一本曲がったらすぐに迷子になってしまいそうですが、あちこちの路地にも入ってみました。石畳と黒塀、この街に惹かれる人たちの気持ちが少し分かりました。

 正直、時間が足りなくなってしまって、計画していた場所を割愛しました。もっと風景印があっていい地域ですし、あれば2回に分けて散歩したいくらいでした。


 東京理科大の数学体験館や、ペコちゃん焼きの不二家神楽坂店にはお世話になりました。

 そして今回は、珍しく小学生の参加もありました。風景印の面白さと大人の街の魅力、伝わったかな? 長い時間かけてゆっくり楽しんで欲しいなと願っています(^^)

 配布は1局(飯田橋局)。歩数計は約1万歩でした。

 

【2024年2月の風景印歴史散歩参加者も、募集中。初めての方も大歓迎です!!】

 次回の風景印歴史散歩(基本情報 https://fkobeya.hatenablog.com/entry//201209/article_7.html)の行先は「中井~落合南長崎」。2024年2月23日(金)と24日(土)です。

 参加ご希望の方は、2月13日までにHZY02055@nifty.ne.jp宛てに、お名前と参加希望日、電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。折り返し確認のメールを入れさせていただきます。

(2月14日以降も参加は受付けますが、集印の都合上、他の参加者と同じ切手が用意できなかったり、スタンプの配布が後日になったりする場合もありますので、ご了承下さい)。

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風景印歴史散歩第130回・2023年12月羽田リポート(1/19金&20土「神楽坂」参加受付中!)

 

 今年最後の散歩は羽田へ。

 まずは穴守稲荷に参拝し、現在空港がある鈴木新田について学習。かつては温泉が湧き、人気の観光地だったなんて想像がつかないですよね。みんなでありがたい神砂をいただきました。

 

 

 続いて佃煮の大谷政吉商店へ。多摩川沿いが漁師町だったことを彷彿させる老舗です。みんなお土産を購入して大満足。会長さん、素敵なお話とプレゼント、ありがとうございました!

 玉川弁財天にお参りしながら、羽田空港地に残された穴守稲荷の大鳥居へ。大空の下に真っ赤な鳥居だけ。終戦後の強制退去の話が身に沁みます。

 

 空港はツリーもあってすっかりクリスマスムード。そんな中、勝手にスタンプラリーに興じる我々一行。第3ターミナルの江戸小路や日本橋、第1ターミナルでは空港神社、昔の空港が分かる特別展が開催されてたのも嬉しく、展望台からの眺めも含めて「空港」を満喫しました。

 羽田には空港以前や苦難の歴史もあったこと、普段通過点でしかない羽田空港にこんなに見どころがあること。私自身も大いに楽しませてもらいました。


  配布は1局(羽田空港局)。歩数計は約1万2千歩でした。

 今回もたくさんの差入れやお土産、ありがとうございました!

 

【2024年1月の風景印歴史散歩参加者も、募集中。初めての方も大歓迎です!!】


 次回の風景印歴史散歩(基本情報 https://fkobeya.hatenablog.com/entry//201209/article_7.html)の行先は「神楽坂」。2024年1月19日(金)と20日(土)です。

 参加ご希望の方は、1月9日までにHZY02055@nifty.ne.jp宛てに、お名前と参加希望日、電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。折り返し確認のメールを入れさせていただきます。 (1月10日以降も参加は受付けますが、集印の都合上、他の参加者と同じ切手が用意できなかったり、スタンプの配布が後日になったりする場合もありますので、ご了承下さい)。

 

→参加者の小松さんが、6月の代々木公園編のスクラップを作ってくださいました(^^)


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風景印歴史散歩第129回・2023年11月庚申塚~駒込リポート(12/15金&16土「羽田」参加受付中!)

 いや~、金曜は大雨の予報でヒヤヒヤしましたが、いざ集まってみたら、13時のスタートぴったりに雨が止みました。欠席もほとんどなく、参加者の皆さんが楽しく散歩できて何よりでした。これぞ日頃の行ない、庚申塚の奇跡(^^)

 今回は11年前に歩いた巣鴨中心部でなく、その外周を歩くコース。11年前にはまだ無かった大正大学のすがも鴨台観音堂がそびえていて時の流れを感じます。

 お寺が多いのは明治の市区改正で山手線の外側に移転が進んだから。有名人のお墓巡りが出来るのはそれゆえです。

 

 中山道の種子屋街道、染井の植木職人町、植物にゆかりの深い町だというのも改めて感じた特徴でした。

 お土産どころは西ヶ原の和菓子店・梶野園と黄金せんべい。金土とも参加者がのきなみ購入。他にお店が少ないあの場所で頑張って営業してくれていて有難いです。
 

 二次会は金曜は珍しい燻製のお店くゆり。土曜は和食の手しおごはん玄。お気に入りのゴマイホーが閉店してしまっていてショックでしたが、ちゃんと行ける店があって一安心。
 今月も多くの方からお土産やプレゼントをいただきました。ありがとうございました!
 

 

 

 配布は4局(大塚駅前局、西巣鴨一局、西巣鴨四局、文京千石局)。歩数計は約1万歩でした。

 

 

【2023年12月の風景印歴史散歩参加者も、募集中。初めての方も大歓迎です!!】

 次回の風景印歴史散歩(基本情報 https://fkobeya.hatenablog.com/entry//201209/article_7.html)の行先は「羽田」。2023年12月15日(金)と16日(土)です。
 参加ご希望の方は、12月5日までにHZY02055@nifty.ne.jp宛てに、お名前と参加希望日、電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。折り返し確認のメールを入れさせていただきます。
(11月8日以降も参加は受付けますが、集印の都合上、他の参加者と同じ切手が用意できなかったり、スタンプの配布が後日になったりする場合もありますので、ご了承下さい)。

 

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