2009年1月27日<344>目黒四郵便局・目黒競馬場跡記念碑
15:10、可愛らしい女性局員さんが明るく対応してくれました。印影がとてもクリアですが「少し前までは磨耗して“もう少しきれいに出ないの?”と言われていたんです。新調してもらって、冬に来たばかりなんです」。いいタイミングで来たようです。図案の左にある絵は何か訊くと、奥に入って局長さんに聞きに行ってくれましたが、「恐らく昔の競馬場の絵だということです」とのことで、元絵は分かりませんでした。
*図案の詳しい説明と現地ルポは単行本『東京「風景印」散歩365日』をご覧下さい!
話が後先になりますが、この地域は「かつて目黒競馬場があった」ことで散歩好きには有名な場所。1907(明治40)年に設立され、1932(昭和7)年に第1回日本ダービーも開催しましたが、翌年には府中競馬場に移転しました。宅地の中に写真のように、今でも当時の競馬コースのカーブが残っているのが面白いところです。