世の中けっこう「桜通」はあるのであまり当てにしてなかったのですが、府中のそれは、今年来てよかった桜の中の1つに入ります。全長1kmほどの間、両側びっしり桜の花。こんな桜だらけの風景印にしたくなるのも分かる見事な通りです。ちょうど散り始めで、歩いている間もサラサラ花びらが落ちてきて、オッサンが歩いてちゃ申し訳ないくらいきれいです。特に中央文化センター近くの十字路は十字ともその状態で、しかしそれを1枚の写真に収めるのは極めて難しく、悩んだ末に交差点でレンズを上に向けてみました。四つ角に桜があって、四方に桜並みが延びているとこと伝わりますか?
12:25、窓口をのぞくとちょうど女性局員さんが風景印の日付を合わせているところでした。どうやら地方から郵頼が来ていたようで、チラ見すると男性が女性に宛てて出すポストカードのようでした。ところでこの印の右側にある刀の先みたいなものについて(「風景スタンプ集」でも触れておらず)聞いてみると、男性局長さんも「言われてみれば、そうですよねえ」と首を傾げます。市内にあるエレベータ工場の建物か、箒の先で桜の花びらを掃除しているのでは?などの案を出してくださいますが、「私も30年以上府中に住んでいますが、ちょっと分かりませんねえ」とのこと。「もし分かったらお知らせします」と仰るので名刺交換をさせていただきました。果たしてその結果は…4コマ先で報告します。