風景印探偵事務所~続風景印の風来坊

風景印や芸能などの記事を書いているフリーライター・古沢保のブログです。

2009年4月6日<18>七生郵便局・平山城址公園の桜

画像画像  13:40、地名の元となった平山季重(すえしげ)は、1184年の一ノ谷の合戦で熊谷直実と武勇を競った源氏方の武将で、風景印にもある石碑は駅前の一等地にあります。男性局長さんによると「以前は図書館の裏にあったんだけど、最近見直されていて、図書館を改築する時に碑も今の場所に移ったんです」とのこと。武将萌えの女性の皆さん、ここにも対象がいますよ。 画像 平山城址公園には、時間がかかりそうだったので前日の5日(日)に行っておきました。風景印には桜は小さく入っているだけですが、域内には500本ほどの桜があるそうです。城址と言っても城があったわけではなく、見張り所があった丘で、駅から歩いて行けますが、頂上の展望台までだと片道20~30分はかかります。昭和30~40年代は高尾山などとともにハイキングコースとして人気だったそうで、ネットで検索したら個人の方のHPに「展望台にはスズメの焼き鳥を食べさせる六国亭という売店がまだあった」とわりと最近の記述 画像があったので、ちょっと期待していたのですが、行ってみるともうその店も潰れていて、窓が破られた1棟と、雨で錆びきった1棟の廃屋が壮絶な状態で放置されていました。廃墟マニアの皆さん、ここにも対象がありますよ。  それはさておき、最後の写真は尾根から写した1枚で、足元には浅川、遠方には秩父の山並みが見えます。800年以上前にはこんなふうに季重の部下が、異状はないか眼下を見下ろしていたのでしょう。