15：20、地図で見ると広大な
多摩湖（村山貯水池）のすぐ傍だし、どんな田舎なのだろうと想像しながら行ったのですが（
富士五湖とか、そんなイメージ）、駅前商店街の中にありました。女性局員さんによれば、押印する人も観光客よりは局巡りの人が多いようで、私の田舎イメージが勝手に暴走していたようです。「４月３日に土手が開通したばかりなんですよ。今頃はちょうど桜が見頃でいいと思いますよ」と教えてくれました。
それで、駅前から村山貯水池へと続く上り坂が桜道で、ごらんのように満開。村山貯水池まで行ってしまうとそんなに桜はないので、途中のこの辺りで花見をしている人が多いです。取水塔と桜を入れ込もうとすると２枚目のような感じでしょうか。
村山貯水池は
東京市の人口と水需要の増加に伴い明治末期に計画。
多摩川の水を
羽村から導いて貯めるというもので、1916（大正５）年に工事が始まりましたが、
第一次世界大戦や
関東大震災などの影響があり、完成にこぎつけたのは1927（昭和２）年のことでした。1995（平成７）年に起きた
阪神・淡路大震災により耐震基準が見直され、2003（平成15）～09（21）年にかけて行なったのが、今回の
堤体強化工事だったということです。
