風景印講座11月・竜泉報告
11月は一葉忌と酉の市に賑わう三ノ輪→千束→竜泉へと出かけました。
この地域といえば、江戸時代に幕府公認の遊郭があった吉原。浄閑寺や吉原弁財天など、遊女の哀しい思い出にまつわる場所がある一方、S字型の衣紋坂や格子状の遊郭街、真っ直ぐな日本堤など、江戸時代の地形も残っていて探検が楽しい場所です。そんな遊郭街を、文化的な街に変えているのが樋口一葉の存在。実地に歩いてみると、一葉の荒物屋と吉原がどれほど近かったのかも体感できます。来年1月にはNHKの『ブラタモリ』でも取上げられることになっており、今後、地元では観光地化も進めていくようですが、夜の歓楽街との融合は可能なんでしょうかねー?
鷲神社の酉の市は、江戸時代から続く由緒正しき市。他の神社の酉の市を見たことがある参加者も、この規模の大きさにはびっくり、壮観でした!
今月も風景印は3局、歩数は約7千歩でした。よみうりカルチャー、多摩カレッジとも、引き続き受講生募集中ですので、ご興味のある方は奮ってご参加ください。
『風景スタンプぷらぷら横浜』、『東京「風景印」散歩365日』、『風景印散歩』もご覧下さい。