郵政博物館、オープン直前情報!
明日、2014年3月1日、いよいよ東京スカイツリータウン・ソラマチ9階に郵政博物館がオープンします。
本日、関係者向けの内覧会にお邪魔してきたので(役得♪)、一足お先にご一報です。
まず展示。広かった大手町のていぱーくと比べて寂しくなるのでは…との心配もありましたが、上手に補ってスペースの狭さを感じさせず、見応えがある印象です。
これまで収蔵庫に眠っていたものに陽を当てており、中でも目玉はあのペリーが幕府に献上したエンボッシング・モールス電信機。重要文化財に指定されているため、これまでの施設では展示できなかったものが、今回の移転で設備が整ったために、展示可能になったのです。今後も平賀源内のエレキテルなど、展示替えで貴重な逸品が見られるそうで楽しみです。
風景印関連は、かつて全日展で展示していただいた初期の原画が5点、常設展示に初お目見え。手描きで味わいがあります。
ていぱーくで馴染みが深かったものでは、引き出し式で見られる世界の切手(33万点)は健在。記念撮影する人が多かった飛脚の人形は残念ながらいませんが、神田須田町郵便局の窓口などは展示されています。
郵便配達シミュレーションや、葉書を作れるコーナー(マイナーチェンジあり)など体験型に力を入れています。内装は全般的に黒・白・赤、シックでお洒落な印象です。
企画展示ゾーンは「-少女たちの憧れ-蕗谷虹児展」を5月25日まで開催中。これがまた充実しています。虹児がフランスで画家を志していたことや、意外にも戦時色の漂う絵も描かされていたことなどが一望できました。式典には虹児の息子さんも出席され、本人は「『花嫁』の作家」と言われるのが嫌だったことなど、貴重なお話も聞くことができました(再び役得)。
そして明日の初日、開館前に並ぼうとしている皆さま。もうご存知と思いますが、記念グッズにいただけるのは、先着250名がマステ、それ以降はポスト型のクリップ。
+「郵政博物館」と「花嫁人形」の2枚のポストカード。
我々はマステは見ていませんが、オリジナル図案で、博物館が出来た場所に関連がある図案のようです(笑)。
尚、向島郵便局の出張所では花嫁人形切手も額面販売しています(シート単位かも)。
そして無くなると噂だったミュージアムショップも、引続き鳴美さんが運営なさるそうで、一安心。
投函すると向島局の風景印で配送されるスカイツリー型ポストも含めて、ミュージアムの受付手前でコーナーを形成しています。
以上、駆け足でしたが、内覧会レポートでした。内覧会は何回かに分けておこなわれたようですが、我々の回も100名以上が来場する大盛況。確かにコンパクトにはなったけど、十分見応えのある博物館が誕生したと、お薦めできます。3月1日以降、お出かけになる方は、どうぞ楽しんで下さい!
(そうそう最後に、8階までエレベーターで昇って、9階へは別のエレベーターへの乗継が必要なのでご注意下さい)
『風景スタンプワンダーランド』、
『風景スタンプぷらぷら横浜』、『東京「風景印」散歩365日』、『風景印散歩』もご覧下さい。