風景印探偵事務所~続風景印の風来坊

風景印や芸能などの記事を書いているフリーライター・古沢保のブログです。

風景印歴史散歩第87回・2018年2月品川宿リポート2(3月16金&24土「光が丘~大泉」参加受付中

画像画像  品川局の風景印の主なモチーフは品川寺六地蔵品川神社六地蔵は現存する5体のうち、この講座でも巣鴨、深川に続き3体め。近づいて見ると全身に寄進者の名前が彫られているのが印象的です。品川神社は何といっても現東海道に面してそびえる富士塚と、板垣退助の墓。思えば私が15年以上前に初めて登った富士塚がここでした(「フロムエー」の記事に書くために)。懐かしいなあ~。 画像 リポート1の店の写真は、長徳寺の門前にある遠州屋で、閻魔像にまつわる「閻魔いなり(寿司)」を売っているのです。一味唐辛子で酢飯が赤い、閻魔様のようにピリリと辛いおいなりさん。通りすがりに「あら今日はどうして混んでるの?」と話しかけてきた奥さんに聞くと「辛すぎなくて美味しいから地元の人はみんな好き」と話していました。 画像 東海道の宿場だけあって史跡には事欠かず、下見で回った半分くらいを厳選して案内しました。中でも利田神社のある船だまりの景色は、風情があって気に入った人も多かったのでは。あと土曜だけですが、島倉千代子と井上勝の墓所、意外な鉄道スポットは印象深いです。こんなに見どころがあるのだから、品川宿地域の郵便局にはもっと風景印を配備しないともったいないですねー。 画像 で、史跡を一部はしょって金曜に足を延ばしたのが、品川にあるコクヨ本社。フォルムカードなどを製造しているポスタルスクウェアの親会社で、そのロビーの一部を使って我々のために製品の展示をして下さったのです。他の散歩講座では考えられない、当講座ならではの訪問先ですね。はがき好きでも知らなかった「わたし便り」などがあり、参加者たちはポスタルスクウェアの社員さん(社長さん含む)に日頃聞きたかった質問の嵐。あそこまで食いつきがあるとは、訪ねた甲斐がありました(笑)。あっという間に45分ほどが過ぎ、帰りがけにはなんと全員に、マステなどのプレゼントまで!(土曜参加者の分もいただきました) ポスタルスクウェアの皆さん、ありがとうございました!  風景印配布は1局(品川局)。歩数は約1万1千歩程度。 画像 次回の風景印歴史散歩は光が丘~大泉で、2018年3月16日(金)と24日(土)の2回募集します。  参加ご希望の方は、3月6日までにプロフィール欄にあるメールアドレス、または左脇にある「メッセージを送る」から、お名前と参加希望日、電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。折り返し確認のメールを入れさせていただきます。 (3月7日以降も参加は受付けますが、集印の都合上、他の参加者と同じ切手が用意できなかったり、スタンプの配布が後日になったりする場合もありますので、ご了承下さい)。 ■新刊の「風景印かながわ探訪“郵便局のご朱印”を集める、歩く、手紙を出す」もごらん下さい。 ■既刊 『風景印でめぐる江戸・東京散歩~歌川広重「名所江戸百景」のそれから』 『切手男子も再注目!ふるさと切手+風景印マッチングガイド2』 『切手女子も大注目!ふるさと切手+風景印マッチングガイド』『風景スタンプワンダーランド』『風景スタンプぷらぷら横浜』『東京「風景印」散歩365日』『風景印散歩』