風景印探偵事務所~続風景印の風来坊

風景印や芸能などの記事を書いているフリーライター・古沢保のブログです。

風景印歴史散歩第93回・2018年9月千川(10/19金&10/27土「千歳烏山~蘆花公園」募集中)

画像画像画像  夏休み明けの今回は「芸術の秋」を先取り、ということで豊島区の千川地区を歩きました。戦前から戦後にかけて安いアトリエ付き住宅が多数作られ、「長崎アトリエ村」あるいは「池袋モンパルナス」と呼ばれた地域です。  メインは今年、映画「モリのいる場所」が公開された熊谷守一美術館と、少し足を延ばして目白の中村彝アトリエ記念館。97歳まで生きた守一と37歳で早世した彝。画風も人生も対照的な2人ですが、どちらも生き方がドラマチック。いずれも本人が住んでいた場所であるため、人柄や空気感が伝わってくる気がしました。(土曜はアダチ版画研究所にもお世話になりました)  そしてこのコースの隠れメインといえるのが、1980年代までに全て取壊されたといわれている「アトリエ付き住宅」。実は…いえ、詳しくは書けません。でも私はたどり着けた時はとても感動しましたし、参加者の方にも伝わっていればいいなと思います。 画像 この地域は2011年12月にも少し歩きましたが、あれから7年、当時アトリエ村資料室があった廃校舎が別の施設に変わり、街もずいぶん変わりました。参加者34人のうち当時も歩いたのが8人。この散歩も長く続けさせていただいているなと感慨深い秋の日でした。 画像 風景印配布は3局(千川駅前局、豊島千早局、豊島長崎一局)。歩数は約8千歩。新潟からの初参加もあり、楽しい散歩でした。  次回の風景印歴史散歩は、次の行先で募集します。2018年10月19日(金)と27日(土)で千歳烏山~蘆花公園です。  参加ご希望の方は、10月9日までにプロフィール欄にあるメールアドレス、または左脇にある「メッセージを送る」から、お名前と参加希望日、電話番号、メールアドレスをお知らせ下さい。折り返し確認のメールを入れさせていただきます。 (10月10日以降も参加は受付けますが、集印の都合上、他の参加者と同じ切手が用意できなかったり、スタンプの配布が後日になったりする場合もありますので、ご了承下さい)。 ■最新刊の「風景印かながわ探訪“郵便局のご朱印”を集める、歩く、手紙を出す」もごらん下さい。 ■既刊 『風景印でめぐる江戸・東京散歩~歌川広重「名所江戸百景」のそれから』 『切手男子も再注目!ふるさと切手+風景印マッチングガイド2』 『切手女子も大注目!ふるさと切手+風景印マッチングガイド』『風景スタンプワンダーランド』『風景スタンプぷらぷら横浜』『東京「風景印」散歩365日』『風景印散歩』