風景印探偵事務所~続風景印の風来坊

風景印や芸能などの記事を書いているフリーライター・古沢保のブログです。

「風景印の小部屋」atスタンプショウ2019閉幕報告

画像 昨日、3日間の会期を終え、ぶじ閉幕しました。  今年のスタンプショウは平成~令和の宮内庁内局をはじめ、押印祭りでしたね。ブースから離れられない私は、心強い友人2人に少しだけ押印を託しました。 画像 最終日は朝6時台に並んだ人から8時45分頃に着いてギリギリ400人制限の中に入れて7時間並んだ人まで、入れ替り立ち替り風景印の小部屋にやって来ては興奮気味にリポートしてくれ、「宮内庁内だけでなく他の風景印も打切った」「おそ松も」「ムーミンまで!」など、刻々と入ってくる情報で臨場感を味わいました。せっかく来たのに押せなかった人に、押せた人がプレゼントしたりしていたのも良い光景でした。私の友人も含めて、押印ボランティアを担当した方々も、飲まず食わずでお疲れ様でした。  図版の1枚めは友人に託した完成品。それ以外は並んだ皆さんからいただいた貴重な戦果です。どうもありがとうございました! 画像 で、小部屋のあった5階はと申しますと、「お客さんが5階まで来ない」とボヤく店主さんもいましたし、反対に「待ち時間が長いから、7階(の押印待機所)まで品物を売りに来てほしい」というお客さんもいました。確かに初日に比べて、2、3日めは、5階まで回って来られる余力のある人が減った様子。午後になってようやく押印が終わり、最後にワワッと5階にやって来て名残惜しそうに帰っていく人も多かったです。それでも例年の最終日よりはずっと賑わってましたし、恒例の金~日をずらして、元号の変わり目に会期を設定したのは英断だったと思います。主催者や運営者の皆様もお疲れ様でした。「2011年の国際切手展以来です」という方に何人かお会いできたのも、改元と10連休のお陰でした。 画像 小部屋はまあいつも通り、いらしたお客さんと途切れずコミュニケートしている間に終わってしまった感じです。「2~3日前に風景印というものを知り、初めてこの会場に来てみた」という人にもFKDの展示はちょうど良かったみたいで、「こんな凝った集め方があるんですね!」と驚愕の声多数。「第7回FKD48総選挙」の結果はこの後に公開しますので、リンク先でお楽しみください。2019年11月29日(金)~12月1日(日)に目白・切手の博物館で開催する「東京風景印歴史散歩第100回記念展・風景印の小部屋とその隣人たち」の第2報も、3日分のつもりが1日でなくなってしまい、増刷する状況。こちらもリンク先で更新情報を出しますので、ご来場お待ちしております。 画像 ということで3日間のイベントが終了。2次会は3日間とも和民で、参加者は7、16、11人。もう和民のメニューは覚えました。3日目は体力を使い果たして眠そうな人も多数…。  しかしこの後、21時まで郵便窓口を開けている新宿局に令和初日印を押しに行くというツワモノが3人(高橋さん、竹内さん、金井さん)。私もいったん家に荷物を置いてからギリギリ20時55分頃に局へ。 画像 3人や東京中央局を経由してきた荒川さんと合流。この時点で24人待ちでしたが、勤め帰りのサラリーマンや、どう見ても郵趣家には見えない女性などが待っていて、大勢の人が歴史的1日を楽しんだのが伝わりました。局員さんによると、新宿局では平成最終日が300人弱、令和初日が400人強、押印に来たそうです(夜の新宿局の雰囲気、金井さんに撮っていただきました。奥が記念押印コーナーで、2人の局員さんが対応)。  はあ、もうやり切りました。新宿局での“3次会”を終え、心地よい疲労をたずさえて、ぞれぞれ帰途につきました。 画像 3日間、風景印トークショーも含めて、ご来場くださった大勢の皆様、そして数え切れない差入れ、ありがとうございました! この後、続けてブログをアップしていきます。 ■著書もごらん下さい。 「風景印かながわ探訪“郵便局のご朱印”を集める、歩く、手紙を出す」 『風景印でめぐる江戸・東京散歩~歌川広重「名所江戸百景」のそれから』 画像『切手男子も再注目!ふるさと切手+風景印マッチングガイド2』 『切手女子も大注目!ふるさと切手+風景印マッチングガイド』『風景スタンプワンダーランド』『風景スタンプぷらぷら横浜』 『東京「風景印」散歩365日』 『風景印散歩』