明後日の23日は樋口一葉の命日・一葉忌です。11月23日はどの年でも、カレンダーが変わっても勤労感謝の日。よって特定局は休業なので、どうしても風景印が押せない、ちょっと残念な日でもあります。
９：45、こちらの風景印は人気があるのではと聞くと、「そうですね、地方からも押しにいらっしゃいます。近くに記念館があるので」と若い男性局員さん。さすがに一葉さん人気はすごいですね。ちなみに局長さんによれば、黒活印は普段はシャチハタを使っているのですが、記念押印用にだけ金属印も残しているそうで、使うのは月に２～３度だそうです。
＊図案の詳しい説明と現地ルポは単行本『東京「風景印」散歩３６５日』をご覧下さい！
12月14日まで特別展「吉原つむぎうた～一葉が見た吉原～」を開催中。わずか100年ちょっと前（というかもっと最近まで公娼施設はあったわけですが）には、一緒に学校に通っていた女の子が女郎になることもあった、という事実がどうにも不思議で、でも当時の女郎さんたちの顔写真も展示されているのですが、想像よりずっと明るい表情をしているのにホッとさせられます。９～16時半、月休、大人300円。
