風景印探偵事務所~続風景印の風来坊

風景印や芸能などの記事を書いているフリーライター・古沢保のブログです。

2009年8月7日<113>福生牛浜郵便局・ホタル公園

画像画像  16:00、今度は福生へ。女性局員さんに印がきれいですねと聞くと、「前のがグズグズになっていたんで、7月中旬に新しいのが来たところなんです」とのこと。「結構人気があるみたいで、郵頼もよく来るんです」。蛍の図案だからなのかと思ったら「牛っていう文字が重要みたいですよ。今年は丑年なんで、この文字の風景印が欲しいらしくて、台湾からも郵頼があったのにはびっくりしました」と。なんと、福生にそんなに国際的な風景印があったとは。面白い話ですね。  で、このホタル公園はホタルの季節の6月23日(火)に行っていました。玉川上水の傍で、係員の方に聞くと、ホタル舎の中で年間を通じて育てているもの+他から補強した蛍で約150匹がいますが、こちらは今年の見頃は終わった様子(見頃は6月上旬)。一方、屋外の蛍は、数は多くないながらも、まだ飛んでいます。そしてこちらはなんと自生! 人間が全く手を加えずに、ここで生き抜いているのです。地方の人には当たり前かもしれませんが、東京在住の私には衝撃。写真には納められませんでしたが(フラッシュで脅かすのもいけませんし)、少し待っていると、木の間に緑色の光がボーっと点滅するのがなんともきれい。蛍を見たのは30年ぶりくらいですが、その時は虫かごの中だったので、光がふわりと中空を移動する様子をナマで見たのは、もしかしたら生まれて初めてかもしれません。いやいや、オジサン、感動しました。  *単行本『東京「風景印」散歩365日』もご覧下さい!