2009年７月31日・大戸囃子

　その後、バスを乗り継いで再び大戸近くの八雲神社へ。大戸囃子が祭礼の夜の部で行なわれるというので戻ってきました。 　保存会の方に話を聞くと、大戸囃子は天保年間に横浜から伝わったもの（改めて見ると町田と横浜は近いんですね）。その大元は東京の神田で、各地で形が変えられる中、正統に受け継いでいるそうです。威勢がよくて「喧嘩囃子」とも呼ばれ、コンテストで高松宮杯など多数受賞しているそう。見どころは「小鉢と大鉢が思い切り叩いても音が一緒になるところ」とのことで、聞いてみると確かに息がピッタリ。 　バスを１台逃すと帰るのが大変になるような場所で、町田街道に面していても街灯が少なく、暗闇の中にぼうっと浮かんだ祭りの灯が幻想的でした。