風景印探偵事務所~続風景印の風来坊

風景印や芸能などの記事を書いているフリーライター・古沢保のブログです。

2009年9月18日<126>青梅長淵郵便局・鹿島玉川神社の獅子舞

画像画像  12:50、多摩川の近くにある局。この辺でも鮎が釣れるんですかと聞くと「今はどうなんだろう?」と男性局長さん。すると女性局員さんが「みんなもっと上流に行きますけど、この辺でも釣れます。うちの子はこの近くで釣っていました」と。しかも「家で食べました。美味しかったですよ」との答えに局長さんともどもびっくり。自宅の近所で鮎が釣れて食べられるなんて、羨ましいですね。 画像 そして鹿島玉川神社の獅子舞(鹿舞)は20日(日)の夜に見に行きました。当社の獅子舞は獅子が3頭に天狗が1人。1620年に社殿修理遷宮祭に奉納したものが起源といわれ、もう400年近い歴史があるといわれます。特徴的なのは途中で馬鹿面(ひょっとこ)が3名ほど乱入して、そこからはややプロレスちっくな展開に。竹筒にぶら下がった馬鹿面を獅子たちが振り落としたり、乗っかったり、子どもたちも大笑いです。そんなにたくさんの獅子舞を見たわけではありませんが、こういう形態は初めてでびっくりしました。  祭りの実行委員長さんに話を聞くと、粗筋は雌の獅子舞が行方不明になり、雄2頭が探していると、それを邪魔する存在として馬鹿面が出てきて、でも最後には3頭無事に出会えるという内容です。また当社は「獅子舞」ではなく「鹿舞」なのだとか。なぜ鹿なのか、鹿島と関係があるのか聞いてみたのですが「鹿島の名前は後から付いたものだから、違うかもしれないけど、何しろ昔のことがきちんと伝わっていないから分からないんです」とのこと。ただ、「鹿なので近隣の獅子舞と比べて、狂い方(踊り方)が軟らかいといわれている」と教えてくれました。