TAMA市民大学で風景印の講演を行ないました
4月9日(土)、NPO法人のTAMA市民大学にお誘いいただき、「風景印を知っていますか?」という講演を行なってきました。
事務局の方が昨年NHKで放送した「熱中人」を見て興味を持って下さったそう、ありがたいことです。
会場は京王線永山駅から程近い多摩市立永山公民館。建物の入口に、おっ、看板が出ています
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地震の心理的な影響を心配しましたが、当日は雨模様にもかかわらず80名以上の方がご来場。その中で風景印をご存じなのはわずか2名。風景印探偵、もとい風景印伝道師の血が燃えます(?)。
多摩市の現役風景印をお見せすると、さすがに地元の方、どこの給水塔かまで当てる方もいますし、そんな方々でもわからない野球場などもあって、これが風景印の醍醐味。風景印は消印の1種なんだよというごく初歩から、つっこんだマニアックな内容まで、たっぷり90分間、でもあっという間の90分間でした。
こういう場に来られるのは向学心旺盛な方が多いとは思いますが、リアクションも実によく(相槌が非常に多かったと事務局の方談)、私自身とっても楽しい1時間半でした。
来場者の中にはご自分の旅行貯金通帳をご持参下さる方もおられましたし、『東京「風景印」散歩365日』をご購入下さった皆さんもありがとうございました。もうちょっと個別にゆっくり話せたらよかったですねー。
感じたのは、気持ちが塞いでいる今の時期、皆さんちょっと楽しい気分になれるものを求めておられるということ。「風景印は無駄な電力は消費しない趣味」ですからね、ぜひ地元の風景印から楽しんでいただければ嬉しいです。
掲載している講演風景は、事務局の方が撮影して下さったものです。お土産に「多摩市のさくら」のフレーム切手まで頂戴してしまい(多摩局で売切れのレア物!)、大変お世話になりました。
帰りは少し足を伸ばして、風景印の八角形の外枠の由来である、そう、当日いらした方はご存じの「稲荷塚古墳」も見学でき(桜が満開)、充実の1日でした。