「浮世絵の街」舞台裏
『スタンプマガジン』で連載中の「風来坊、浮世絵の街を往く!」、第2回の「上野山した」が5月号(4月15日)に掲載されました。
上野は子供時代から馴染みがあり、大人になってより一層好きになった街ですが、寛永寺ありきの上野だというのは、最近まで意識したことがありませんでした。
でもそうした目線で見ると、見慣れた街も重層的に見えてきて、広重は面白いな、風景印は面白いなと、つくづく思います。
誌面では紹介しきれませんでしたが、黒門の円通寺はお釈迦様をあしらった、かなり特徴的な建築。下町らしい南千住の街で異彩を放っています。
そして実用情報。上野黒門局の風景印は3月18日に再配備されたばかり! 誌面に使ったのはその初日印です。ここ数年、劣化していた図案がくっきり。集めるなら今ですぞ。
※単行本『東京「風景印」散歩365日』もご覧下さい。