郵政統合、東京の風景印変更
2012年10月1日の郵便事業会社(支店)と郵便局会社(局)の統合に伴い、かなりややこしいことになっている風景印ですが、東京都内の支店・局に関してのみまとめておきます。
①本所支店
【従来】本所支店はスカイツリー、本所局は相撲櫓と別図案の風景印を使用
→【統合後・本所局】スカイツリー図案のみに統一
②赤坂支店
【従来】赤坂支店は「赤坂」、赤坂局は「東京・赤坂」表示の風景印を使用
→【統合後・赤坂局】「東京・赤坂」表示のみに統一
③東京千歳支店
【従来】千歳支店は「東京千歳」、千歳局は「東京・千歳」表示の風景印を使用
→【統合後・千歳局】「東京・千歳」表示のみに統一
④大泉支店
【従来】大泉支店は「大泉」、大泉局は「東京・大泉」表示の風景印を使用
→【統合後・大泉局】「東京・大泉」表示のみに統一
⑤深川支店
【従来】深川支店は「深川」、深川局は「東京・深川」表示の風景印を使用
→【統合後・深川局】「東京・深川」表示のみに統一
…というのが本来だと思います(参考・日本郵政HPと「郵趣ウィークリー」)。
このうち①②は発表通りになると思います。
しかし、ややこしいのが他の3局の「東京」表示。「支店名に付いている東京は局名と同じ大きさ」「局名に付いている東京は局名より小さい(『・』が入るわけではない)」はずです。
2008年に集めた③を見ると、確かに支店のものは東京の文字が局より大きいですが、今後は「小さい東京」バージョンだけになるということです。
④はこれまで支店には「東京」は入っていないはずでしたが、実際には局と同様「小さい東京」が入ってしまっており、改編前と改編後で風景印に変化は無さそう。
⑤深川については、なぜか郵政もYWも言及が無いのですが、④大泉と同じく既に支店も局も「小さい東京」が入っており、改編前と改編後で風景印に変化は無さそう。
…う~む、ややこしいですねえ。ちなみに年号下のバーは、
【従来】支店はバーなし、局はバーあり
→【統合後】ゆうゆう窓口で押すものはバーなし、郵便局窓口で押すものはバーありを継続
→【2013年1月1日より】全てバーなしに統一
とさらにややこしいことに(YW情報)なっています。恐らく、全郵便局にバーなしの平成24年分の活字を今から配備する経費の無駄遣いを避けるための措置と思われます。
どこまで別物として集めるかは各人の判断によりますが、混沌としていた状況が来年以降すっきり分かりやすくなるのは、コレクターとして個人的には歓迎です。
長く読んで下さり、お疲れ様でした。私もイマイチ学習しきれていない部分がありますので、事実誤認や新情報がありましたら、ぜひぜひご教示ください。
『風景スタンプワンダーランド』、
『風景スタンプぷらぷら横浜』、『東京「風景印」散歩365日』、『風景印散歩』もご覧下さい。