2008年9月22日<226>巣鴨郵便局・松尾芭蕉句碑
同じ真性寺に松尾芭蕉の句碑があります。
*図案の詳しい説明と現地ルポは単行本『東京「風景印」散歩365日』をご覧下さい!
しかし、地蔵代替に続き、ショックは更に続きます。
10:40、女性局員さんが押印。「風景スタンプ集」の図案説明には
「旧中山道の芭蕉の句碑、地蔵通り商店街、モミジ、区花ツツジの変型」
と書かれているため、風景印の中央よりやや下側に帯状に散っているのはモミジの葉だと思い、この辺りにモミジの名所があるのか質問したところ、「これはモミジじゃなくてツツジですね」と言うじゃありませんか! そして図案説明の紙をくれたのですが、そこにはこう書かれていたのです。
「松尾芭蕉の句碑を左側に、右側に地蔵通り商店街を上からみた図、中央下段に豊島区の花のつつじを配し、風景印の本体は東京都の花の桜になっている」
ガーン! あまりのことに局員さんにも「風景スタンプ集」を見せたところ、隣の男性局員さんも一緒になって考察。彼らも迷っていましたが、たまたま窓口に富士五湖を描いたふるさと切手が売られていて、そのうち1枚にモミジが描かれていたのを見て、風景印はモミジではなくツツジだと私が判断しました。モミジの葉なら先端が5つでなく7つに分かれているはずなんですよね。ううう、モミジだと信じて、1枚はモミジ図案の切手に押印したのになあ(印の外枠が桜なのをツツジと書いているのと合わせて二重の説明違いのようです)。
確かに巣鴨にモミジはよく似合いますし、秋の今頃だと商店街にはビニール製のモミジがたくさんぶら下がってきれいなのですがねえ。