2008年10月1日<247>西ヶ原四郵便局・東京ゲーテ記念館
都電のルートを少し逸れると、こんもりと大きな木の茂みが見えてきます。9月22日に志村一里塚を見て感動したので、ぜひ都内に残るもう1つ、西ヶ原の一里塚も見たいと思い寄り道をしたのですが、隣のマンションと見比べてもわかるように、これがまたデカい。日光東照宮に将軍が参詣するための日光御成道に設置されたものです。
15:30、西ヶ原四局着。ベテランの女性局員さんに押してくれますかと頼むと「ドキッ」と言うので、じゃあこっちで押してもいいですよと自分押し。ゲーテ記念館のことを話題にすると「きれいなところですよねえ」と見学したことがある様子でした。
ゲーテは『ファウスト』などで知られるドイツの文豪で、その詩や戯曲にはシューベルトやモーツァルト、ベートーヴェンなど多くの作曲家が曲を付けています。そして10月1日は「国際音楽の日」でもあります。ゲーテ自身が音楽家ではないので迷いましたが、近隣の「ゲーテの小径」の案内板にはト音記号もデザインされており、まるっきり的外れでもないだろうとこの切手を使いました。
*図案の詳しい説明と現地ルポは単行本『東京「風景印」散歩365日』をご覧下さい!