2008年12月9日<310>牛込郵便局・猫塚
18:40、仕事が佳境だったので閉局間際の到着になりましたが、どうしても今日の日付けで押印したかったのです。今日、12月9日は漱石忌、文学者の中で私が最も尊敬する夏目漱石先生の命日なので。30代の男性局員さんに図案について聞くと、猫塚のことは知りませんでしたが、図案説明のカードをくれました。このカードの収穫は、「図案者・大塚均」とデザイナーの名前が記されていたこと。大塚さんって旧郵政省で切手のデザインも手がけていた技芸官でしたよね? この印が製造された1976(昭和51)年当時は、風景印の1つ1つも(少なくとも東京分は)技芸官が直々にデザインしていたのでしょうか?
印の左側にある石を積み重ねた塔が猫塚で、早稲田南町の漱石公園内にあります。
*図案の詳しい説明と現地ルポは単行本『東京「風景印」散歩365日』をご覧下さい!