風景印探偵事務所~続風景印の風来坊

風景印や芸能などの記事を書いているフリーライター・古沢保のブログです。

2009年4月8日<31>小平上水南郵便局・玉川上水の桜

画像画像 <30>からの続き。それほど栄えた小金井桜でしたが、樹木の老化と五日市街道を往来する車の排気ガスですっかり枯れ衰えてしまいました。写真は4月3日の桜の盛りに撮ったものですが、玉川上水には草木が生い茂るだけで、桜は花をつけていません。 画像 ですが近年は、かつての景観を甦らせようと、植樹と整備が行なわれています。2枚目の写真は梶野町近辺で撮ったものですが、ごらんのように旧小金井桜より外側、遊歩道に新たな桜が見られるようになりました。何十年か後には玉川上水沿いの「小金井桜」が復活しているかもしれません。  12:50、集印。この印には桜の他にサギソウも描かれていますが、サギソウといえば思い出すのが<12>小平駅前局のエピソード。そこでもう一度、サギソウが描かれた理由を聞いてみると男性局長さんが教えてくれました。「回田町の方に昭和記念公園にもサギソウを納めている有名な研究家の方がいらして、だから小平市内の風景印にはサギソウが描かれているんです」とのこと。実はネットで検索していて、その方の話に突き当たっていたのですが、それだけで風景印の題材になるのかイマイチ確証がもてずにいたのが、これですっきりしました。ちなみに局長さんはその研究家の方にもお会いしたことがあり、「サギソウも譲り受けたことがあるけど、管理が難しくて」と話していました。一般家庭で育てるには、サギソウは難度が高そうですもんねえ。