2009年8月25日<119>立川郵便局・諏訪神社獅子舞
12:45、事業会社の女性局員さんに「押すだけでいいですか?」と聞かれたので、雑談してみると、「風景印で出して下さい」というお客さんはけっこう来るのだそう。いいことですね。局の1階に入っている文具店では「郵便はがき用紙を再利用したポストカード」というのを売っていたので、使用済みの葉書を再生しているのかと驚いたら、そうではなくて、官製葉書を作る時に裁断してしまう耳の部分を使っているのだとか。いろんなことを考える人がいるものですね。
図案に描かれている獅子舞は、23日(日)に行なわれた立川の夏・祭(旧立川諏訪祭り)の中で、諏訪神社で奉納されるのを見学しました。ここの獅子舞は土俵で舞うのが特徴で、そもそも境内に土俵があるのが個人的には新鮮。神社の方に聞くと、「立川は昔から相撲が盛んで、学校などにも土俵があるところがある」ということだけは分かっているそうです。
獅子舞は「それ」「やれ」と調子のいい掛け声が入り、またすごく身軽に、サイドステップのように土俵の円に沿って飛び回ったりします。これまで見てきた獅子舞に比べると、すごく動きが人間っぽくて、今風なんじゃないかと私は感じたのですが、300年以上の伝統があるそうです。
*単行本『東京「風景印」散歩365日』もご覧下さい!