風景印探偵事務所~続風景印の風来坊

風景印や芸能などの記事を書いているフリーライター・古沢保のブログです。

9月18日・計6局・弥生の蘆花最中

画像 京王新宿→上北沢150円→芦花公園120円 小田急経堂→新宿180円 <計450円>  世田谷粕谷局の近く、御和菓子司・弥生で「蘆花最中」の幟を見つけ、店内へ。餡、ごま、きんとん(白餡)の3種類があり、1つ130円。この最中のモデルは唯一風景印に描かれていない梅花書屋でしょうか? 画像 蘆花が暮らした家は、嬉しいことに中に上がって見学できるのですが、当時は珍しかったであろうオルガンなどもあり、中々豪華です。農耕作家と聞き勝手に貧乏なイメージを抱いていましたが、蘆花は50万部を超えた『不如帰』をはじめ続々とベストセラーを連発していたので、恐らく資産的にはかなり裕福だったのでしょう。それでも都心から離れ、自分が好む生活様式を貫いたところが、人々を惹きつける魅力なのかなと、現地を訪ねて思いました。  *単行本『東京「風景印」散歩365日』もご覧下さい!