2009年1月22日<338>日本橋二郵便局・日本橋
14:45、気さくな感じの女性局員さんが「民営化になる直前は押しに来る人が多かったですねえ」と。それは何でと理由を聞きかけて、ああ、年号数字かと気づきました。「バーが無いものを押しておこうという人が多かったみたいです」と、確かに特定局は民営化後、バー入りのものしか存在しなくなってしまいましたもんね。私はそこまでは考えて集めていなかったのですが、それを気にしていたコレクターは相当の散財だったのではないでしょうか?
日本橋を描いた風景印は多いので、できるだけ違う切手を使いたく、この切手だとサザンカの季節がいいなと思い、時機を待っていました。そうこうするうちに都内では既にサザンカが散り始めたところもあるので、心配もしつつ。そもそもこの切
手発行時の説明では「日本橋の周りにもサザンカはたくさん咲いている」旨書かれていましたが、日本橋がサザンカの名所という話は聞いたことがありません。でも現地で橋の周りを歩いたら分かりました、恐らく日本橋の北詰(三越側)のこの写真の位置からのイメージなのだと思います。なぜかここは開花が遅くまだ蕾でした。
*単行本『東京「風景印」散歩365日』もご覧下さい!