11：05。＜12＞と＜31＞で少し触れた「さぎ草」ですが、いよいよその開花の時期がやって来ました。小平天神局でも再度質問すると、親切にも市内の他の局に電話をしてくれて、やはり「市内に栽培で有名な方がいて、
昭和記念公園にも納めている」という答えが返ってきました。
＜111＞を挟んで
国営昭和記念公園へ。同公園では、この時期、さぎそうの特別展示が行なわれています。受付にボランティアの方がいたので、小平の栽培名人について聞くと、その方は宮奈さんという男性で兄弟で栽培していたそうです。お兄さんが
昭和記念公園にさぎ草を納め始めた
創始者で、亡くなられた後は弟さんが後を引き継いで、２～３年前までは続けておられたそうです。
園内では、圃場で育てたさぎ草をこの期間だけ移植したさぎ草畑が生まれます。だから昨年、
九品仏の浄真寺で見たような水場ではなく、普通の土にさぎ草が生えています。その風景が衝撃だったので、係の人たちに聞いてみると「さぎ草には朝たっぷり水をやります。それくらいで水分は持つんですよ」と、思っていた以上に乾燥にも順応できるらしいです。
小平育ちのさぎ草は、きちんと後継者たちに受け継がれていました。
